YouTube Reporting API を使用すると、レポート作成ジョブのスケジュールを設定し、生成された一括レポートをダウンロードできます。この API は、事前定義された一連のレポートをサポートしています。各レポートには、チャンネルまたはコンテンツ所有者の YouTube アナリティクス データが包括的に含まれています。
レポート ジョブのスケジュール設定とレポートの取得の手順は次のとおりです。
reportTypes.list()
メソッドを呼び出して、チャンネルまたはコンテンツ所有者が取得できるレポートのリストを取得します。jobs.create()
メソッドを呼び出して、チャンネルまたはコンテンツ所有者向けに生成する必要があるレポートを特定します。その後、API のjobs.list()
とjobs.delete()
を使用して、生成されるレポートのリストを取得または変更できます。jobs.reports.list()
メソッドを呼び出して、特定のジョブ用に生成されたレポートのリストを取得します。レスポンス内の各リソースには、レポートをダウンロードできる URL を指定するdownloadUrl
プロパティが含まれています。- 承認済みの
GET
リクエストを送信して、ダウンロード URL からレポートを取得します。
リソースタイプ
以降のセクションでは、API のリソースとメソッドの概要について説明します。表に示されているメソッド URI はすべて、https://youtubereporting.googleapis.com
に対する相対 URI です。
jobs
メソッド | |
---|---|
create |
POST /v1/jobs レポートジョブを作成します。レポートジョブを作成すると、YouTube にそのレポートを毎日生成するよう指示することになります。レポートは、ジョブの作成後 24 時間以内に利用可能になります。 |
delete |
DELETE /v1/jobs/{jobId} レポートジョブを削除します。 |
get |
GET /v1/jobs/{jobId} チャンネルまたはコンテンツ所有者に対してスケジュールされた特定のレポートジョブに関する情報を取得します。 |
list |
GET /v1/jobs チャンネルまたはコンテンツ所有者に対してスケジュール設定されたレポート ジョブを一覧表示します。レスポンス内の各リソースには id プロパティが含まれています。このプロパティは、YouTube がジョブを一意に識別するために使用する ID を指定します。この ID は、ジョブ用に生成されたレポートのリストを取得したり、ジョブを削除したりするために必要です。 |
jobs.reports
メソッド | |
---|---|
get |
GET /v1/jobs/{jobId}/reports/{reportId} 特定のレポートのメタデータを取得します。 |
list |
GET /v1/jobs/{jobId}/reports 指定されたレポートジョブ用に生成されたレポートを一覧表示します。 |
reportTypes
メソッド | |
---|---|
list |
GET /v1/reportTypes チャンネルまたはコンテンツ所有者が取得できるレポート タイプのリストを返します。 |