パス発行者とは、Google Wallet API を使用してあらゆる種類のパスを Google ウォレット ユーザーに発行する個人または企業です。パスを作成して発行するには、Google Wallet API 発行者アカウントを登録する必要があります。パス発行者が Google Wallet REST API を使用する場合は、Google Cloud コンソールで Google Wallet API も有効にする必要があります。
Google Wallet API 発行者アカウントの登録
Google Wallet API 発行者アカウントを使用すると、パスを作成して Google ウォレット ユーザーに発行できます。発行者アカウントがあると、Google Pay & ウォレット コンソールの Google Wallet API ダッシュボードにもアクセスして、自分のアカウントを管理できるようになります。
Google Wallet API 発行者アカウントを登録する手順は次のとおりです。
- Google Pay & ウォレット コンソールに移動し、発行者アカウントの「管理者」ロールを付与する Google アカウントでログインします。
- フォームに入力して、発行者アカウントの公開ビジネス名を指定し、Google Wallet API の追加利用規約と Google プライバシー ポリシーに同意します。
- Google Pay & ウォレット コンソールのダッシュボードで、[Google Wallet API] カードの [パスを作成] ボタンをクリックします。
- [最初のパスを作成する] ボタンをクリックします。
- 発行者アカウントを作成するには、Google Wallet API 利用規約を確認して同意します。
Google Wallet API 発行者アカウントが作成されると、Google Wallet API ダッシュボードが表示されます。
デモモード
新しいアカウントはすべて「デモモード」になります。デモモードではパスを作成できますが 公開アクセス権はありませんつまり、作成したパスは、「管理者」または「デベロッパー」のロールを持つユーザー、または発行者アカウントにテスト アカウントとして追加されているユーザーに対してのみ発行できます。公開アクセスを有効にするには、Google Wallet API ダッシュボードの「公開アクセスを取得する」の手順に沿って操作します。