API リクエストの制限と割り当て

システムが処理するデータの量を許容範囲内に抑えつつシステム リソースを公平に配分できるよう、Google では API リクエストに上限と割り当てを設定しています。上限と割り当ては変更される場合があります。

レート制限

API レート上限は、Google Marketing Platform Admin API に対して実行できるリクエストの数を規定します。レート上限は、強制的に適用され、60 秒（1 分）の間隔で自動的に更新されます。つまり、60 秒間内のどの時点でもプロジェクトがレート上限に達すると、そのグループでは、割り当てが補充されるまで待ってから追加のリクエストを行う必要があります。プロジェクトがレート上限を超えると、理由 rateLimitExceeded で 403 エラーが発生します。このエラーを解決するには、1 分ほど待ってから再度リクエストを行います。割り当ては、次の間隔の始めに補充されているはずです。

1 日あたりの API リクエスト数の上限は、API レートの上限によって制限されます。現在、Google Marketing Platform Admin API には明示的な 1 日あたりの使用量の割り当てはありません。

Cloud プロジェクトの割り当て

この制限は、プロジェクトごとに適用されます。

Cloud コンソールには、Cloud プロジェクトの割り当てが表示されます（https://console.cloud.google.com/apis/api/marketingplatformadmin.googleapis.com/quotas）。

以下は、ほとんどのユーザーがコンソールに表示される Google マーケティング プラットフォーム Admin API のデフォルトの割り当てです。

割り当て名	上限
1 分あたりのリクエスト数	1,200
1 ユーザー、1 分あたりのリクエスト数	600
1 分あたりの書き込み数	300
1 分あたりのユーザーあたりの書き込み数	120

Google Marketing Platform Admin API への各リクエストで、Requests per minute と Requests per minute per user の割り当てが消費されます。Google マーケティング プラットフォーム アカウントの構成を変更するメソッド（create、patch、delete、archive、update メソッド）へのリクエストでも、Writes per minute と Writes per minute per user の割り当てが消費されます。

ユーザーごとに API リクエストを制限する方法については、API 使用の上限設定をご覧ください。