- 広告主様は、インストールやコンバージョン(Bid Manager のみ - コンバージョン ピクセル)(キャンペーン マネージャー - Floodlight アクティビティ)を表すコンバージョン イベントを DDM で設定します。
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広告主様は、サードパーティ インターフェースで DDM コンバージョン イベントを「リンク」し、広告主様とコンバージョンのアクティビティ グループを識別するキー変数を入力します。
src
: Floodlight アクティビティの発生元である広告主 ID。cat
: アクティビティ タグ文字列。アクティビティの所属先アクティビティ グループを識別するために Floodlight サーバーで使用されます。type
: グループタグ文字列。Floodlight アクティビティが関連付けられているアクティビティ グループを表します。u1, u2, ...
(利用可能な場合): カスタム Floodlight 変数の Key-Value。
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さらに、広告主様は特定の認証トークンをサードパーティに提供する必要があります。
token
は広告主様固有の英数字の文字列で、サーバー リクエストごとに DDM に渡さなければならないものです。 -
広告主様は、リアルタイム ビッディングの取引で DBM によって配信される広告タグか、直接購入メディアで DCM によって配信される広告タグを使って、アプリ内広告キャンペーンを実施します。
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エンドユーザーは DDM によって記録された広告を見たり、クリックしたりします。
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エンドユーザーがアプリをインストールしたり、コンバージョン イベント(「ゲームプレイ」など)を完了すると、サードパーティ サーバーはアプリのすべてのアクティビティに DDM を「ping」します。
https://ad.doubleclick.net/ddm/s2s/appactivity/src=1234567;cat=fghij456;type=abcde123;u1=[friendlyname1];ord=1312312312
説明:
src
: Floodlight アクティビティの発生元である広告主 ID。cat
: アクティビティ タグ文字列。アクティビティの所属先アクティビティ グループを識別するために Floodlight サーバーで使用されます。type
: グループタグ文字列。Floodlight アクティビティが関連付けられているアクティビティ グループを表します。ord
: Floodlight タグを一意にするために使用される乱数。u1, u2, ...
(利用可能な場合): カスタム Floodlight 変数の Key-Value。
HTTP POST で JSON ペイロードを経由して追加のパラメータが送信されます。
{ "app": { "bundle": "com.rovio.angrybirds" }, "device": { "ua": "Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0 like Mac OS X) AppleWebKit/536.26 (KHTML, like Gecko) Version/6.0 Mobile/10A5376e Safari/8536.25", "ip": "108.176.57.230", "didmd5": "A2D2DA47AC2DE1BCA16883BD5CAA6F2F", "lmt": 1 } }
広告主様の認証トークンが HTTP 認証ヘッダーに渡されます。
Authorization: Token token="[advertiser authorization token string]"
説明:
app
(利用可能な場合): コンバージョン アクティビティが発生したアプリを表す JSON オブジェクト。bundle
(利用可能な場合): Play ストアのバンドル名または App Store ID の文字列値を含むアプリ オブジェクト フィールド。device
: コンバージョン アクティビティが発生した端末を表す JSON オブジェクト。ua
: アクティビティが記録されたアプリのユーザー エージェント文字列を表すデバイス オブジェクト フィールド。このパラメータは必須です。ip
(利用可能な場合): 端末に割り当てられた IPv4 アドレス。このパラメータは必須です。didmd5
: 大文字の IDFA 値または Google Play の広告 ID 値の MD5 ハッシュ文字列。lmt
: 整数であり、ユーザーが IDFA / AdID で「広告トラッキング制限」オプションを有効にしている場合は 1、設定されていない場合は 0 になります。
DDM では、コンバージョン イベントが DCM によって配信されるビューまたはクリックに起因しているかどうかが JSON レスポンスで示され、「はい」の場合はそのイベントに関する追加情報(最後の広告表示または最後のクリック)が示されます。
- Ad ID - Site ID - Placement ID - Creative ID - Timestamp
次に、JSON レスポンスの例を示します。
{"attributed": 1, // Whether or not conversion can be attributed to DCM event. "last_impression_ad_id":283641088, "last_impression_site_id":1408067, "last_impression_placement_id":107616368, "last_impression_creative_id":60162352, "last_impression_timestamp":1415647607, "last_click_ad_id":283641088, "last_click_site_id":1408067, "last_click_placement_id":107616368, "last_click_creative_id":60162352, "last_click_timestamp":1415647657, "last_click_exclid":"CKm0nLKhyssCFceH2wod8l4I4A"}
説明:
attributed
: 1(コンバージョンがインプレッションまたはクリックに起因する場合)または 0(アトリビューション不可の場合)の値。last_impression_ad_id
(attributed = 1 の場合): 最後のインプレッションの広告 ID。last_impression_site_id
(attributed = 1 の場合): 最後のインプレッションのサイト ID。last_impression_placement_id
(attributed = 1 の場合): 最後のインプレッションのプレースメント ID。last_impression_creative_id
(attributed = 1 の場合): 最後のインプレッションのクリエイティブ ID。last_click_ad_id
(attributed = 1、クリックが起因していた場合): 最後のクリックの広告 ID。last_click_site_id
(attributed = 1、クリックが起因していた場合): 最後のクリックのサイト ID。last_click_placement_id
(attributed = 1、クリックが起因していた場合): 最後のクリックのプレースメント ID。last_click_creative_id
(attributed = 1、クリックが起因していた場合): 最後のクリックのクリエイティブ ID。last_click_exclid
: %eiid! マクロ を使って入力された一意のクリック ID に対応。
次のシナリオで HTTP エラーコードが使用されます。
HTTP 401
: 認証トークンが無効な場合。HTTP 204
: リクエスト割り当て数を超過している場合。HTTP 404
: リクエスト エラーがあった場合。
広告主様は、システムでキャンペーン レポートを見ることができます。また、上記と同じパラメータを使って、DCM でコンバージョン レポートを確認することも可能です。
サードパーティ アプリ トラッキング向けの DDM 統合
次のエンドツーエンドのフローでは、サードパーティ アプリのトラッキング ソリューションを使って DoubleClick のバイサイド向けサービスでキャンペーンを実行するために必要な広告主様の設定とサードパーティによる実装の両方を示しています。DoubleClick Digital Marketing の全般的な情報や、アプリ内アトリビューション機能の概要については、DoubleClick Digital Marketing の背景ページをご覧ください。