Google アナリティクス Multi-ChannelFunnel Reporting API の変更履歴

Google アナリティクスの Multi-Channel Funnels Reporting API は、新機能の追加と以前のバージョンで見つかった不具合の修正のため定期的に更新されています。ほとんどの場合、API 開発者はこれらの変更内容を意識する必要はありませんが、場合によっては既存のアプリケーションの修正が必要になることもあります。

このページでは、アプリケーションに影響する可能性がある Google アナリティクスの Multi-Channel Funnels Reporting API に加えられた変更をまとめています。API 開発者の方は、このページで新たな変更内容を定期的に確認することをおすすめします。以下の購読セクションのフィードから、変更通知を受け取るように登録することも可能です。

変更履歴の購読

Collection API、Configuration API、Reporting API に関する情報がすべて含まれています。

Core Reporting API、Multi-Channel Funnels Reporting API、Real Time Reporting API に関する情報が含まれています。

今回のリリースでは、API に新しいディメンションを追加しました。定義の完全なリストについては、ディメンションと指標のリファレンスをご覧ください。

トランザクション ID

  • ディメンション - mcf:transactionId - e コマース トラッキング メソッドによって取得される、ショッピング カートの購入トランザクション ID。

今回のリリースでは、新しいディメンションと指標を API に追加しました。定義の完全なリストについては、ディメンションと指標のリファレンスをご覧ください。

コンバージョン経路

  • ディメンション - mcf:dcmAd - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM 広告名。
  • ディメンション - mcf:dcmAdPath - 経路上の接点が DCM 広告で表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmAdType - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM 広告タイプ名。
  • ディメンション - mcf:dcmAdvertiser - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM 広告主名。
  • ディメンション - mcf:dcmAdvertiserPath - 経路上の接点が DCM 広告主で表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmCampaign - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM キャンペーン名。
  • ディメンション - mcf:dcmCampaignPath - 経路上の接点が DCM キャンペーンで表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmCreative - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM クリエイティブ名。
  • ディメンション - mcf:dcmCreativePath - 経路上の接点が DCM クリエイティブで表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmCreativeVersion - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM クリエイティブ バージョン。
  • ディメンション - mcf:dcmCreativeVersionPath - 経路上の接点が DCM のクリエイティブ バージョンで表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmNetwork - 使用されたネットワーク。
  • ディメンション - mcf:dcmPlacement - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM サイト プレースメント名。
  • ディメンション - mcf:dcmPlacementPath - 経路上の接点が DCM プレースメントで表される、コンバージョンまでの経路。
  • ディメンション - mcf:dcmSite - Google アナリティクスのコンバージョンと一致する DCM イベント(インプレッションまたはクリック)の DCM クリエイティブが表示された DCM サイトの名前。
  • ディメンション - mcf:dcmSitePath - 経路上の接点が DCM サイトで表される、コンバージョンまでの経路。
  • 指標 - mcf:firstImpressionConversions - 30 日間のルックバック ウィンドウ内で、DCM キャンペーンのインプレッションが最初のコンバージョンの接点だったコンバージョンの数。このディメンションには、目標の完了数とトランザクション数の両方が含まれます。
  • 指標 - mcf:firstImpressionValue - 30 日間のルックバック ウィンドウ内で、DCM キャンペーンのインプレッションが最初のコンバージョンの接点だったコンバージョンの値。このディメンションには、目標の完了数とトランザクション数の両方が含まれます。
  • 指標 - mcf:impressionAssistedConversions - コンバージョン経路で DCM キャンペーンのインプレッションが発生しているものの、それがコンバージョンの最終接点ではないコンバージョンの数。このディメンションには、目標の完了数とトランザクション数の両方が含まれます。
  • 指標 - mcf:impressionAssistedValue - コンバージョン経路で DCM キャンペーンのインプレッションが発生しているものの、それがコンバージョンの最終接点ではないコンバージョンの値。このディメンションには、目標の完了数とトランザクション数の両方が含まれます。

今回のリリースでは、新しいディメンションと指標を API に追加しました。定義の完全なリストについては、ディメンションと指標のリファレンスをご覧ください。

コンバージョン経路

  • ディメンション - mcf:adwordsCustomerIDPath - コンバージョン経路における AdWords お客様 ID のシーケンス。

ユーザーの操作

  • ディメンション - mcf:adwordsCustomerID - AdWords API Customer.id に対応しています。

今回のリリースでは、新しいディメンションと指標を API に追加しました。定義の完全なリストについては、ディメンションと指標のリファレンスをご覧ください。

コンバージョン経路

  • ディメンション - mcf:adwordsAdGroupIDPath - コンバージョン経路における AdWords の広告グループ ID のシーケンス。
  • ディメンション - mcf:adwordsCampaignIDPath - コンバージョン経路における AdWords のキャンペーン ID のシーケンス。
  • ディメンション - mcf:adwordsCreativeIDPath - コンバージョン経路における AdWords クリエイティブ ID のシーケンス。
  • ディメンション - mcf:adwordsCriteriaIDPath - コンバージョン経路における AdWords の条件 ID のシーケンス。

ユーザーの操作

  • ディメンション - mcf:adwordsAdGroupID - AdWords API AdGroup.id に対応しています。
  • ディメンション - mcf:adwordsCampaignID - AdWords API Campaign.id に対応しています。
  • ディメンション - mcf:adwordsCreativeID - AdWords API Ad.id に対応しています。
  • ディメンション - mcf:adwordsCriteriaID - AdWords API Criterion.id に対応しています。

新しいサンプルサイズ制御と相対日付機能

相対日付
  • MCF Reporting API で相対日付のサポートが始まりました。todayyesterday、および NdaysAgo の値が、start-dateend-date クエリ パラメータに対して有効になりました。
  • これらの値を使用すると、クエリが実行された現在の日付と、クエリで指定されたビュー(旧プロファイル)のタイムゾーンに基づいて期間が自動的に決定されます。詳しくは、API リファレンスをご覧ください。
サンプリング レベル
  • 新しいパラメータ samplingLevel を導入し、レポートクエリのサンプリング レベル(結果の計算に使用した訪問数)を設定できるようにしました。使用できる値は、DEFAULTFASTERHIGHER_PRECISION です。
  • API レスポンスに 2 つの新しいフィールド sampleSizesampleSpace を追加しました。これらの値を使用して、サンプリングされたレスポンスに使用された訪問の割合を計算できます。
  • 詳しくは、API リファレンスサンプリングをご覧ください。

これは、Multi-Channel Funnels Reporting API の初回リリースです。

  • この新しい API では、認証されたユーザーのマルチチャネル データをリクエストすることができます。データは、コンバージョン経路データから派生します。このデータでは、コンバージョン前に、複数の訪問でのさまざまなトラフィックとのユーザーの接点が示されます。これにより、複数のマーケティング チャネルが時間の経過とともにコンバージョンにどう影響するかを分析することができます。使用できるデータと API の使用方法について詳しくは、Multi-Channel Funnels Reporting API をご覧ください。