このドキュメントでは、Core Reporting API と Metadata API における データのサポートの終了ポリシーについて説明します。
概要
ディメンションと指標(列)は、Google アナリティクス Reporting API のクエリを実行するために使用されます。必要に応じて、列の追加、削除、名前の変更が行われる場合があります。データのサポートの終了に関するポリシーは、このような列の変更についての透明性を高める目的で提供しています。
列の変更はすべて、変更履歴を通じて公表され、Metadata API は、それらの変更を反映して自動的に更新されます。
このポリシーの対象範囲
このポリシーの対象は、公開 API で提供されるディメンションと指標です。API リクエスト(クエリ パラメータ)、API レスポンス、API によって返される値は対象に含まれません。また、ディメンションと指標の有効な組み合わせもこのポリシーの対象外です。
新しいデータ
新しい列が API に追加された場合:
- 該当する API の変更履歴が新しい列の詳細情報を伴って更新されます。
- 新しい列が Metadata API で利用できるようになります。
データの削除
列が API から削除される場合:
- 該当する API の変更履歴が削除される列の詳細情報を伴って更新されます。
- Metadata API で、列の
status
属性がDEPRECATED
に設定されます。 - 削除される列は、最低 6 か月間、Reporting API のクエリで引き続き利用できます。
- 6 か月を過ぎると、列は Metadata API から削除され、Reporting API のクエリでこの列に対して
400 Bad Request
エラーが返されます。
データ名の変更
列の名前が変更される場合
- 該当する API の変更履歴が変更前と変更後の列の詳細情報を伴って更新されます。
- Metadata API で、変更前の列の
status
属性にDEPRECATED
が設定され、replacedBy
属性に変更後の列の ID が設定されます。 - 変更前の列は、最低 6 か月間、Reporting API のクエリで引き続き利用できます。
- 6 か月を過ぎると、列は Metadata API から削除され、Reporting API のクエリでこの列に対して
400 Bad Request
エラーが返されます。
属性の削除
属性が Metadata API から削除される場合:
- Metadata API の変更履歴が、削除される属性の詳細情報を伴って更新されます。
- 削除される属性は、最低 6 か月間、Metadata API で引き続き利用できます。
- 6 か月を過ぎると、属性は Metadata API から削除されます。
グループ
場合により、グループの名前または列の順序の変更が必要になります。こうした変更があった場合:
- Metadata API の変更履歴が更新され、グループ名や順序の変更点も記載されます。