Microsoft Silverlight 向け Google アナリティクスは Microsoft Silverlight Analytics Framework に統合されています。このフレームワークを使用すると、Microsoft Silverlight コンテンツ内のユーザー アクティビティを簡単にトラッキングできます。
機能サポート
Microsoft Silverlight 向け Google アナリティクス コンポーネントを使用することで、Silverlight コンテンツのトラッキングに関する技術的なハードルを回避できます。このコンポーネントを使用すると、レポートのカテゴリ名をドラッグ、ドロップ、定義するだけで、コンテンツを簡単にトラッキングできます。技術的な統合はすべて内部で行われます。
この統合は Google Anaytics の次の 3 つの主要トラッキング機能をサポートしています。
イベント トラッキング
イベント トラッキングを使用すると、デベロッパーはコンテンツに対するユーザーの操作をトラッキングできます。主なイベント トラッキング ガイドをご覧ください。
Silverlight フレームワーク内:
Category
フィールドは、TrackAction
の動作のカテゴリ フィールドに対応します。Action
フィールドは、TrackAction
の動作に関連付けられているトリガーのEventName
に対応します。Label
フィールドは、TrackAction
親オブジェクトの名前に対応します。Value
フィールドは、TrackAction
の動作の値フィールドに対応します。
ページビューのトラッキング
標準の JavaScript トラッキングでは、
_trackPageview()
メソッドにパラメータを渡すことで、Google アナリティクスでトラッキングされているページのデフォルト値を上書きできます。こうすると、上位のコンテンツのレポートと上位のディレクトリのレポートに表示された値を上書きできます。
Silverlight フレームワークでは、ページビュー データは Silverlight Frames に統合されます。フレームを読み込んだときにフレーム名が URL として送信され、Google Analytics に "page" として記録されます。
カスタム変数
Google アナリティクスのカスタム変数を使用すると、イベントとページビューに情報を追加できます。詳しくは、 カスタム変数に関するドキュメント
Silverlight フレームワークでカスタム変数を使用する場合、次のようになります。
- フレームワーク固有の動作に追加されたカスタム プロパティは、
Page
スコープにマッピングされます。 - Google アナリティクス オブジェクト(Layout Root に追加)に追加されたカスタム プロパティは、
Session
スコープにマッピングされます。 - フレームワークによって提供される
ABTesting
オブジェクトに追加されたカスタム プロパティは、User
スコープにマッピングされます。