このリファレンスでは、Google アナリティクスで期間を追跡するために使用するメソッドについて説明します。サイトの速度に関するレポートは、デベロッパーがレイテンシ(つまり AJAX リクエスト)やウェブリソースの読み込みにかかった時間や時間を把握できるように作られています。このメソッドの使用方法について詳しくは、Site Speed User Timings デベロッパー ガイドをご覧ください。
GATC カスタム速度メソッド
_trackTiming(category,
variable, time, opt_label, opt_sampleRate)
カスタム速度トラッキング呼び出しを作成して、Google アナリティクス トラッキング コードに送信します。たとえば、Google コンテンツ ネットワークから jQuery ライブラリの読み込みに 20 ミリ秒かかり、ユーザーの 50% に対してデータを送信したい場合は、次のように呼び出します。
_gaq.push([‘_trackTiming’, ‘jQuery’, ‘Load Library’, 20, ‘Google CDN’, 50]);
パラメータの詳細
パラメータ | 値 | 必須 | まとめ |
---|---|---|---|
category |
string |
必須 | レポートを容易にするために、カスタム速度のすべての変数を論理グループに分類するための文字列。
たとえば、特定の JavaScript ライブラリの読み込みにかかった時間をトラックしている場合は、jQuery の値を使用できます。 |
variable |
string |
yes | トラッキング対象のリソースのアクション名を示す文字列。たとえば、jQuery JavaScript ライブラリの読み込みに要した時間を追跡する場合は、JavaScript Load の値を使用できます。Javascript Load や Page Ready Time など、これらのカテゴリに共通のイベントのタイミングを追跡するために、複数のカテゴリで同じ変数を使用できます。 |
time |
number |
必須 | Google アナリティクスへのデータ送信に要した時間。ミリ秒単位で表します。jQuery ライブラリの読み込みに 20 ミリ秒かかった場合は、20 の値を送信します。 |
opt_label |
string |
なし | レポートでカスタム速度を視覚化する際の柔軟性を高めるために使用できる文字列。ラベルを使用して、同じカテゴリと変数の組み合わせ別のサブテストに重点を置くこともできます。たとえば、Google コンテンツ配信ネットワークから jQuery を読み込んだ場合は、Google CDN の値が使用されます。 |
opt_sampleRate |
number |
なし | 数値ヒットが Google アナリティクスに送信されるユーザーの割合を手動でオーバーライドする数値。
デフォルトでは、一般的なサイト速度データの収集と同じ数に設定されており、一定の割合のユーザーに基づいています。たとえば、すべてのユーザーの _trackTiming ヒットをトラッキングする場合、値 100 を使用します。
各ヒットは、セッションあたりの一般的なヒット数の上限(500 件)にカウントされます。 |