このページでは、YouTube Android Player API 用サンプル アプリケーションを実行できるように Eclipse または IntelliJ をセットアップする方法を説明します。
どちらの手順でも、API の使用に関連付けられているデベロッパー キーの入力が必要です。デベロッパー キーを取得するには、Google API コンソールでアプリケーションを登録して、Android API キーを入手します。
重要: アプリケーションを登録する時には、プロジェクトに YouTube Data API v3 サービスが追加されていることを確認してください。YouTube Android Player API では YouTube コンテンツを取得するために Data API が必要です。
また、サンプル アプリケーション ドキュメントでは、API ライブラリとともに配布されるアプリケーションについて簡単に説明しています。また、Android Dev Guide では、接続されている Android 端末でアプリをデバッグする方法を説明します。
Eclipse
以下のステップでは、Eclipse 環境をセットアップし、API とともに配布されたサンプル プロジェクトをビルドして実行するための方法を説明します。ただし、ここでは、Eclipse SDK バージョン 3.8.0 を使用した手順を説明しています。
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Eclipse IDE に ADT プラグインをインストールします。必ず、バージョン 20 またはそれ以降をインストールしてください。
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YouTube Android Player API の最新バージョンをダウンロードし、このファイルを解凍します。
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Eclipse で、YouTube Android Player API コードとともに配布されたサンプル アプリケーション用に新しいプロジェクトを作成します。
File
メニューからNew
を選択し、サブメニューからProject
を選択します。Select a wizard
ペインでAndroid -> Android Project from Existing Code
を選択します。- プロジェクトをインポートするには、ダウンロードした YouTube Android Player API ファイルを解凍したディレクトリに移動し、ルート ディレクトリを選択します。
- 選択されたディレクトリが検索され、
YouTubeAPIDemoActivity
プロジェクトが特定されます。このプロジェクトを選択し、Finish
をクリックしてインポートを完了します。
新しいプロジェクトを作成する時には、クライアント ライブラリの
YouTubeAndroidPlayerApi.jar
ファイルを<project_root>/libs
ディレクトリにインポートする必要があります。これにより、このライブラリがビルド パスに含まれるようになります。また、ビルド パスに手動で.jar
ファイルを追加することもできます。 -
YouTubeAndroidAPIDemo
パッケージ(YouTubeAndroidAPIDemo/src/com/examples/youtubeapidemo/DeveloperKey.java
)のDeveloperKey.java
ファイルを開き、以下の行でnull
を有効な YouTube デベロッパー キーで置き換えます。public static final String DEVELOPER_KEY = null;
デベロッパー キーを設定しなかった場合、サンプルを実行しようとすると
java.lang.NullPointerException
がスローされ、サンプルは閉じられます。 -
接続されている Android 端末でサンプルを実行します。ただし、要求されたバージョンの YouTube アプリがエミュレータで実行されないことがあります。この場合、サンプルの実行は失敗します。
- YouTube アプリ バージョン
4.2.16
以降が実行されている Android 端末に接続します。 Run
メニューからRun Configurations
を選択します。Target
ペインで、接続されている Android 端末にあるサンプル アプリケーションを起動するように設定されていることを確認します。Run
をクリックします。接続されている端末でサンプルが実行されます。
- YouTube アプリ バージョン
IntelliJ
以下のステップでは、IntelliJ 環境をセットアップし、API とともに配布されたサンプル プロジェクトをビルドし、実行する方法を説明します。ただし、ここでは、IntelliJ IDEA 12.0 Community Edition を使用した手順を説明しています。
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IntelliJ のグローバル(IDE)レベルで Android SDK を設定します。
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YouTube Android Player API の最新バージョンをダウンロードし、IntelliJ がアクセスできる場所にこのファイルを解凍します。
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IntelliJ を開きます。
File
メニューでImport Project
を選択します。プロンプトが表示されたら、インポートするファイルまたはディレクトリを選択し、解凍されるファイルの中にあるsample
ディレクトリに移動します。- 既存のソースからのプロジェクトの作成を選択します。
- プロジェクトの名前と場所を設定します(プロジェクトの場所には、必ず
sample
ディレクトリを指定してください)。 - このプロジェクト用に検出されたソース ファイルをすべてプロジェクトのルートに追加することを選択します。
- このプロジェクト用に検出されたライブラリを確認し、次の手順に進みます。
- このプロジェクト用に検出されたモジュール ストラクチャを確認し、次の手順に進みます。
- プロジェクト SDK として、Android 4.2(またはそれ以降)プラットフォーム SDK を選択します。
- このプロジェクト用に検出されたフレームワークを確認します。これで、プロジェクトのインポートは完了です。
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com.examples.youtubeapidemo
パッケージ(sample/src/com/examples/youtubeapidemo/DeveloperKey.java
)のDeveloperKey.java
ファイルを開き、以下の行でnull
を有効な YouTube デベロッパー キーで置き換えます。public static final String DEVELOPER_KEY = null;
デベロッパー キーを設定しなかった場合、サンプルを実行しようとすると、
java.lang.NullPointerException
がスローされ、サンプルは閉じられます。 -
Build
メニューからMake project
を選択し、プロジェクトをビルドします。 -
接続されている Android 端末でサンプルを実行します。ただし、要求されたバージョンの YouTube アプリがエミュレータで実行されないことがあります。この場合、サンプルの実行は失敗します。
- YouTube アプリ バージョン
4.2.16
以降が実行されている Android 端末に接続します。 Run
メニューからRun
を選択します。- サンプル アプリケーションを実行するために設定を編集します。
General
タブのTarget Device
セクションで、USB device
を選択します。Run
をクリックします。接続されている端末でサンプルが実行されます。
- YouTube アプリ バージョン