2D キャンバスで GPU アクセラレーションを利用する

Ilmari Heikkinen

今年 2 月、Chrome の 2D キャンバスはハードウェア アクセラレーションに好評でした。このアクセラレーションにより、実装では GPU を使用して drawImage を実行するため、2D スプライトの描画が非常に高速になります。

アクセラレーションによって可能になる機能については、こちらの例をご覧ください。このデモでは、180 個の変換された 256x256 の PNG スプライトをフルウィンドウのキャンバスに描画し、それらに対して N 体シミュレーションを実行してスプライトが互いに引き付けられるようにします。低消費電力のノートパソコンでは、30 ~ 60 fps でスムーズに動作します。

アクセラレーションの実装にはまだ未完成な部分があるため、ユースケースによってはパフォーマンスが低下する可能性があります(new.crbug.com から Chrome チームにお知らせください。修正させていただきます)。