アプリがシステム音声アクションとカスタム音声操作のどちらを使用する場合でも、場合によっては、アプリがユーザーにアクションを実行する前にフォローアップの質問をする場合があります。たとえば、ユーザーが「音楽を再生して」と話しかけて音楽アプリを起動したとき、アプリはユーザーに「どのジャンルですか?」と尋ねる必要があります。また、ホームオートメーション アプリが「OK Google, 照明をつけて」と言ったときは、どの部屋ですか?など、Voice Interaction API を使用すると、アプリで次のような質問ができます。
フォローアップ ユーザー入力の取得

Google Voice Interaction API を使用すると、アクティビティが音声を使用してユーザーとやり取りし、次のような入力を取得できます。
- 操作を確認する(例: 「本当によろしいですか?」)
- オプションのリストから選択
どのアクティビティも音声操作アクティビティとして指定でき、音声操作 API を使用してユーザー入力を取得できます。
アクティビティの完了を確認する
「間違いありませんか」などのフォローアップ入力の 1 つの用途は、アクティビティを完了する前にユーザーが受信インテントを確認できるようにすることです。
アプリはアクティビティを開始したインテントの原因を認識していないため、より深刻な結果につながる可能性があるアクションを確認する必要があります。たとえば、コンテンツを表示しても一般的には副作用は生じませんが、電話をかけたりメールを送信したりする際は、ユーザーの確認を行ってはいけません。
アクションに対するユーザー確認は、画面上の確認をタップすることで行えますが、望ましくない場合もあります。また、画面がオフの場合もあります。Voice Interaction API を使用すると、アプリは音声でユーザーに確認または選択入力を取得できます。
音声操作
音声操作は、ユーザーの音声でトリガーされる特別な種類の Android アクティビティで、ユーザーがアクションを完了できるようにします。