Tag Manager API - パラメータ リファレンス

このドキュメントでは、タグ マネージャー パラメータ オブジェクトの目的と表現について説明します。

はじめに

Tag Manager API を使用すると、タグトリガー変数などのタグ マネージャーのリソースを作成したり管理したりすることができます。

タグと変数のほとんどのタイプには、タグや変数に固有の追加パラメータがあり、リソースの作成時や更新時に設定できます。タグや変数の各タイプのパラメータ リスト(key-type ペア)は、タグ辞書リファレンスにあります。

タグや変数の固有のパラメータを設定するには、パラメータ オブジェクトを定義し、タグ変数のリソースの parameter プロパティの値として設定します。

パラメータ オブジェクト

次のオブジェクトは、パラメータ オブジェクトを表します。

[
  {
    "type": string,
    "key": string,
    "value": string,
    "list": [
      (Parameter)
    ],
    "map": [
      (Parameter)
    ]
  }
]

type

設定されているタグや変数のパラメータ タイプ。

type プロパティは、次の表に示すように、valuelistmap プロパティをパラメータ オブジェクトに含める必要があるかどうかを決定します。

たとえば、typeboolean に設定されている場合、value プロパティがパラメータ プロパティに含まれ、true または false に設定されている必要があります。

含める追加プロパティ 追加プロパティに設定する値
template value value は、変数参照を含む任意の文字列です(例: foo{{bar}})。
boolean value valuetrue または false です。
number value value は整数です。
list list list には 0 個以上のパラメータが含まれ、順序は重要な場合とそうでない場合があります。list 内のどのパラメータの key も無視されます。
map map map には 0 個以上のパラメータが含まれ、順序は重要ではありません。map 内のどのパラメータの key も一意でなければなりません。

key

設定されているタグや変数のパラメータ キー。

key フィールドは、設定されている特定のタグや変数のパラメータを識別するために使用されます。すべてのパラメータ タイプには key プロパティ(list パラメータを除く)が必要です。

カスタム HTML タグのパラメータ オブジェクト。template タイプのパラメータと、boolean タイプのパラメータが 1 つずつあります。

"parameter": [
  {
    "key": "html",
    "type": "template",
    "value": "<script>alert('hello world')</script>"
  },
  {
    "key": "supportDocumentWrite",
    "type": "boolean",
    "value": "false"
  }
]

関数呼び出しタグのパラメータ オブジェクト。template タイプのパラメータと map タイプのパラメータが 1 つずつあります。

"parameter": [
  {
    "key": "functionName",
    "type": "template",
    "value": "fn"
  },
  {
    "key": "functionArgument",
    "map": [
      {
        "key": "argkey1",
        "type": "template",
        "value": "argval1"
      }
    ],
    "type": "map"
  }
]