サイトマップが多数ある場合、サイトマップ インデックス ファイルを使用して一括送信すると便利です。サイトマップ インデックス ファイルの XML 形式は、サイトマップ ファイルとほぼ同じです。サイトマップ インデックス ファイルでは、次の XML タグを使用します。
sitemapindex
- ファイルを囲む親タグ。sitemap
- ファイルにリストされている各サイトマップの親タグ(sitemapindex
の子タグ)loc
- サイトマップの場所(sitemap
の子タグ)
構文について詳しくは、サイトマップ プロトコルのページをご覧ください。
次の例は、2 つのサイトマップを指定する XML 形式のサイトマップ インデックスです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <sitemapindex xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> <sitemap> <loc>http://www.example.com/sitemap1.xml.gz</loc> </sitemap> <sitemap> <loc>http://www.example.com/sitemap2.xml.gz</loc> </sitemap> </sitemapindex>
インデックス ファイルを作成して保存したら、すべてのサイトマップをホストサーバーの同じ場所にアップロードして保存したうえで、インデックス ファイルを Google に送信します。アカウントに登録されたサイト 1 つにつき最大 500 個のサイトマップ インデックス ファイルを送信できます。
複数のサイトのサイトマップを管理する
ウェブサイトが複数ある場合、確認済みの全サイトの URL を指定したサイトマップを 1 つまたは複数作成して、すべてのサイトマップを 1 つの場所に保存することで、サイトマップの作成と送信の作業を簡略化できます。すべてのサイトについて Search Console での確認手続きが済んでいる必要があります。次のいずれかを選択できます。
-
ドメインが異なるサイトも含め、複数のウェブサイトの URL を指定したサイトマップを 1 つ作成する。たとえば、
http://host1.example.com/sitemap.xml
にあるサイトマップで、以下の URL を指定します。http://host1.example.com
http://host2.example.com
http://host3.example.com
http://host1.example1.com
http://host1.example.ch
-
サイトごとにサイトマップを 1 つ作成し、すべてのサイトマップを 1 つの場所に置く。
http://host1.example.com/host1-example-sitemap.xml
http://host1.example.com/host2-example-sitemap.xml
http://host1.example.com/host3-example-sitemap.xml
http://host1.example.com/host1-example1-sitemap.xml
http://host1.example.com/host1-example-ch-sitemap.xml
複数サイトのサイトマップ送信は、すべてのサイトが Search Console で確認済みの場合にのみ機能します。
複数サイトのサイトマップを 1 つの場所に置く手順は次のとおりです。
- すべてのサイトの所有権確認が済んでいることを確認します。
- 対象とするすべてのサイトの URL を指定したサイトマップを作成します。すべてのサイトの URL を指定した 1 つのサイトマップを作成することも、サイトごとに別々のサイトマップを作成することもできます。
- Google Search Console を使用してサイトマップを送信します。