検索結果に表示されるファビコンを定義する

サイトにファビコンが設定されている場合、Google 検索の検索結果に表示されることがあります。

検索結果にファビコンがどのように表示されるかを示す図。

ファビコン

実装

Google 検索の検索結果にサイトのファビコンが表示されるようにする方法は次のとおりです。

  1. ガイドラインに沿ってファビコンを作成します。
  2. ホームページのヘッダーに次の構文の <link> タグを追加します。
    <link rel="icon" href="/path/to/favicon.ico">

    Google は、link 要素の次の属性に基づいてファビコンの情報を抽出します。

    属性
    rel

    rel 属性に次のいずれかの文字列を設定します。

    • icon
    • apple-touch-icon
    • apple-touch-icon-precomposed
    • shortcut icon
    href

    ファビコンの URL を指定します。URL は相対パス(/smile.ico)または絶対パス(https://example.com/smile.ico)で指定できます。

  3. Google は、ホームページをクロールするたびに、ファビコンの有無、またはファビコンの更新の有無を確認します。ファビコンを変更し、Google にその変更を知らせたい場合は、サイトのホームページのインデックス登録をリクエストできます。更新が検索結果に反映されるまで、数日かかることがあります。

ガイドライン

Google 検索の検索結果にファビコンが表示されるようにするには、次のガイドラインを遵守する必要があります。

  • Google 検索でサポートされるファビコンは 1 つのサイトにつき 1 つだけです。サイトはホスト名によって定義されます。たとえば、https://www.example.com/https://code.example.com/ というサイトがある場合、この 2 つは別々のホスト名として、それぞれに 1 つずつファビコンを設定できます。一方、https://www.example.com/sub-site はサイトのサブディレクトリであるため、設定できるファビコンは https://www.example.com/ に対する 1 つのみとなり、そのファビコンがメインのサイトとサブディレクトリの両方に適用されます。
    サポートされる: https://example.com(ドメインレベルのホームページ)
    サポートされる: https://news.example.com(サブドメイン レベルのホームページ)
    サポートされない: https://example.com/news(サブディレクトリ レベルのホームページ)
  • Googlebot-Image がファビコン ファイルをクロールできることと、Googlebot がホームページをクロールできることが必要です(クロールをブロックしないでください)。
  • ユーザーが検索結果を見た際に一目でサイトを見分けられるように、ファビコンがウェブサイトのブランドを視覚的に表したものとなるようにしてください。
  • ファビコンのサイズは 48 x 48 ピクセルの倍数にしてください(48 x 48 ピクセル、96 x 96 ピクセル、144 x 144 ピクセルなど)。SVG ファイルの場合は、サイズに関して特別な指定はありません。有効なファビコン形式であれば、すべてサポートされます。
  • ファビコンの URL は固定されている必要があります(URL は頻繁に変更しないでください)。
  • わいせつな表現やヘイト表現に関連するシンボル(例: かぎ十字章)などの不適切なファビコンは表示されません。該当する表現がファビコン内で見つかった場合は、デフォルトのアイコンに置き換えられます。