販売店の端末を設定する

このガイドでは、販売店にスマートタップを構成する方法について説明します。

スマートタップでパスを利用できるように販売店の端末を設定する

販売店や端末プロバイダの端末をスマートタップ対応にするには、パスのデベロッパーによる作業が必要です。販売店の端末がスマートタップ対応になると、パスのデベロッパーは、販売店の端末で特定のクラスを利用可能にすることができます。

販売店の端末が NFC 経由でパスを利用できるかどうかを確認するには、以下の操作を完了する必要があります。

  • 特定の販売店のパス開発に発行者アカウントを確認する。
  • スマートタップ対応のクーポン発行者アカウントを確認する。
  • クーポン発行者でスマートタップのクラスを有効にする。

スマートタップに設定する値は次のとおりです。

次の値をクーポン発行者アカウントに設定します。

  • コレクタ ID。クーポン発行者アカウントに公開鍵が割り当てられると、自動的に生成されます。
  • 鍵のバージョン。
  • 公開鍵。

端末プロバイダは、次の値を店舗内の端末に設定します。

  • コレクタ ID。
  • 鍵のバージョン。
  • 秘密鍵。

次の値をパスに設定します。

  • クラスでスマートタップで使用できるようにする。
  • スマートタップを有効にするクーポン発行者アカウントを設定する。
  • 送信される値 smartTapRedemptionValue を設定する。

これらの値の詳細については、基本的なコンセプトをご覧ください。

パスを含む発行者アカウントを確認する

販売店のために作成された、パスを含む発行者アカウントを確認する必要があります。この発行者アカウントには、販売店ごとに開発するパスのクラスとオブジェクトが含まれます。次の 2 つの選択肢があります。

  • すべての販売店に 1 つの発行者アカウントを作成する。
  • 販売店ごとに新しい発行者アカウントを作成する。

次の例をご覧ください。

Foo-Loyalty は、iLuvCoffee と teaLuv の両方のポイント プログラムを管理しています。これらのパスは次のいずれかの方法で構成できます。

1 つの発行者アカウント「Foo-Loyalty」にすべてのクラスを含める。パスが利用可能な場所をクラスレベルで追跡する場合は、この方法が最適です。この発行者アカウントに販売店の API へのアクセスを許可しない場合にも適しています。

「iLuvCoffee via Foo-Loyalty」と「teaLuv via Foo-Loyalty」という 2 つのアカウントを作成する。この選択肢は、特定の発行者アカウントのすべてのクラスを特定の販売店で利用可能にする場合や、発行者アカウントに API アクセスを許可する場合に適しています。

どちらの方法が適しているかを評価する際は、基本的なコンセプトをご覧ください。

多くの販売店のためにパスを開発するプラットフォーム プロバイダの場合は、Google Pay API for Passes のサポートに連絡して、新しい販売店の発行者アカウントを申請してください。

クーポン発行者アカウントを確認する

販売店の端末がパスを読み取るように構成されているかどうかを確認する必要があります。

次の 2 つのシナリオが考えられます。

シナリオ 1: 販売店にすでに利用可能なパスがある場合

販売店がすでに Google Pay のパスを端末で利用できる場合は、次の手順に従います。

  1. スマートタップが有効になっているクーポン発行者アカウント ID を販売者から取得します。販売店がこの値を知らない場合は、Google Pay API for Passes のサポートに連絡して値を取得するよう依頼してください。
  2. 端末で利用可能なパスを有効にします。手順については、クーポン発行者 ID のクラスでスマートタップの利用を有効にするをご覧ください。

シナリオ 2: 販売店の端末でスマートタップをサポートしているが、スマートタップ対応のパスがない場合

販売店がスマートタップに対応していても、その機能を利用していない場合は、端末をスマートタップ対応にするように販売店をサポートする必要があります。

販売店でスマートタップを有効にする

販売店でスマートタップを有効にするには、次の手順に従います。

  1. スマートタップを有効にするクーポン発行者アカウントを確認します。それには 2 つの方法があります。
    1. 販売店の代わりに作成する。新しい発行者アカウントの連絡先情報には、販売店の情報が含まれている必要があります。
      1. フォーム: Google Pay API for Passes のアクセス権を申請します
      2. REST API: 発行者アカウントを作成します
    2. 以前に開発したパスを含むアカウントを再利用できるかどうか確認する。
      1. パス開発の発行者アカウントに異なる販売店のクラスが含まれている場合は、販売店の代わりに新しいアカウントを設定する必要があります。新しいアカウントを設定するには、上の 2 つの方法のいずれかを使用します。これが「クーポン発行者アカウント」になります。
      2. パス開発の発行者アカウントに特定の販売店のクラスのみが含まれている場合は、それをクーポン発行者アカウントとして指定します。新しいアカウントを申請する必要はありません。
  2. 端末プロバイダから公開鍵と鍵のバージョンを取得します。
    1. 端末プロバイダが初めてコレクタ ID を申請する場合は、手順 3 に進み、コレクタ ID を生成します。
  3. API を使用して、公開鍵と鍵のバージョンをクーポン発行者に割り当てます。
    1. このプロセスにより、クーポン発行者にコレクタ ID が割り当てられます。
    2. コレクタ ID を確認する方法については、自動生成されたコレクタ ID を取得するをご覧ください。
  4. 手順 3 で設定したコレクタ ID を端末プロバイダに提供します。
  5. 次の情報を販売店に提供します。
    1. 手順 1 で取得したクーポン発行者 ID と Google Pay API for Passes Merchant Center アカウントへのリンクを提供します。
    2. 手順 3 で取得したコレクタ ID を提供します。
    3. 販売店に、クーポン発行者アカウント ID とコレクタ ID を永久に保管するよう伝えます。販売店は、スマートタップ対応のクラスを開発するパスのデベロッパーにクーポン発行者アカウント ID を提供する必要があります。

クーポン発行者アカウント ID があれば、パスのデベロッパーは販売店にスマートタップ対応のクラスをマッピングできます。

クーポン発行者でスマートタップのクラスを有効にする

クラスは、さまざまな販売店によって利用されます。たとえば、同じクラスで表されるポイント プログラムが異なる販売店で使用される場合があります。このクラスには、さまざまな販売店を表す複数のクーポン発行者アカウント ID が割り当てられます。

REST API を使用すると、このクラスをさまざまな販売店で利用可能にすることができます。API を使用してスマートタップを構成する方法については、パスでスマートタップの利用を有効にするをご覧ください。

パスから NFC 経由で端末に送信される情報については、Google Pay のパスから端末に送信される値をご覧ください。