リリース プロセス

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リリース プロセスは、Push Provisioning API を使用するカード発行会社のアプリが次の基準を満たしていることを確認するために作成されました。

  • アプリの UX は API のガイドラインと Google Pay ブランディング ガイドラインに準拠している。
  • アプリが API 機能を正しく実装している。
  • アプリが安定していて、リリース可能な状態にある。

リリース承認プロセスは次の手順で構成されます。

  1. UX / ブランディングの審査
  2. アプリの許可リスト
  3. カード発行会社のアプリの審査
  4. カード発行会社のアプリのフィールド テスト

これらの手順について、以降のセクションで説明します。順番どおりに完了してください。

手順 1: UX / ブランディングの審査

UX の審査ステップでは、次の 2 つのポイントが審査されます。

  1. UX / ブランディング: Google は、アプリにおけるプッシュ プロビジョニングの使用法に関するデザインを調べ、ご提案の Google ブランドの使用法が Google Pay ブランドのガイドラインを遵守しているかどうかを確認します。実際に実装を開始する前に Google によってすべての問題点が報告されるため、この手順は非常に重要です。
  2. ユースケース: 通常、オープンループのネットワーク ブランドの支払いカードはデジタル ウォレットにプッシュ プロビジョニングされます。これらのオープンループのカードは、EMVCo 仕様に対応しているすべての販売者で使用できます。ただし、標準のオープンループのユースケースとは異なる新しいユースケースが生まれています。クローズド ループの EMV カード、または別の方法で動作する EMV カードの場合は、Google Pay で想定されるユーザー エクスペリエンスとの互換性を確保するため、より詳しい情報が必要です。

UX の提出には、ログイン画面に始まり、1 ページごとに 1 画面でユーザーの一連の手順を収めたスライドの形式がおすすめです。ページの左側に画面を配置し、右側はコメント用に空けておいてください。UX のモックは、フローを示す PDF や、画像を収めた zip フォルダなど、他の形式でも構いません。UX フローを別の形式で提出する場合は、Google で審査用の特別なソフトウェアをインストールしなくても済むようにしてください。また、画面間のユーザーフローを明確に示すようにしてください。

審査を開始するには、UX の審査のフォームを提出してください。

手順 2: アプリの許可リスト

各カード発行会社のアプリを正常に動作させるには、アプリを Push Provisioning API の許可リストに追加する必要があります。アプリを許可リストに追加する手順については、許可リストについてのページをご覧ください。

手順 3: アプリの審査

アプリが手順 1 の承認済みの UX を遵守していること、およびテストケースを満たしていることを Google Pay チームが確認できるように、各テストケースの実行フローを含む、すべての主要機能を実証したアプリの動画を提供してください。

名前に会社名を含む 1 つのフォルダに動画を整理します。審査を進められるように、動画とテストケースの対応がわかるようにします。アプリや動画をアップロードしたら、一般お問い合わせフォームを使用して審査手続きを開始してください。そのフォームでは、審査が完了した時点での Google からの連絡先、審査用にアップロードしたファイル、会社名を明記してください。

動画を記録する方法

動画を記録するには多くの方法があります。たとえば、別のスマートフォンを使用して動画を記録する方法や、adb に含まれる screenrecord ツールを使用する方法があります。adb screenrecord の使用時に、アプリがスクリーンショットの取得を制限している場合は、すべての画面が動画に表示されていることを確認してください。動画において特定の Google Pay の画面が黒く塗りつぶされていること自体は問題ありません。

ファイルを Google に送信する方法

動画ファイルはサイズが大きく、また多くの金融機関にはファイアウォールによる制限が存在するため、ファイルの共有が困難になりますが、これらのファイルを Google にアップロードする方法がいくつか用意されています。

手順 4: フィールド テスト

カード発行会社アプリのフィールド テストの目的は、機能の一般リリースの前に、アプリとトークンが本番環境で正常に動作することの確認です。このテストは、リリースにおいてサポートするネットワークごとに個別に完了する必要があります。

このテストを実行するには、アプリをテストグループと共有する必要があります。Google Play は、Google Play Console を通じてベータ版テスト オプションをサポートしています。また、サードパーティのツールを使用してベータ版アプリを配布することもできます。テスト中に問題が発見された場合は、問題を解決してリリースを成功させるために問題を Google と共有してください。

終了条件

この条件は、トークン サービス プロバイダごとに満たす必要があります。

  • 本番環境でのトークンの push が 25 回成功(トークン化成功率 90% 超)
  • 本番環境でプッシュ トークンを使用した 3 トランザクション(トランザクション成功率が 90% 超)
  • フィールド テストで次のユースケースを網羅:
    • ユーザーはカードのメイン口座の所有者
    • ユーザーは同じカード発行会社のカードを 1 枚以上所有
    • ユーザーはカードの共同債務者(該当する場合)
    • ユーザーはカードの承認済みユーザー(該当する場合)
  • P0 欠陥なし
  • すべての P1 欠陥に既知の回避策がある

リリース承認のリクエスト

上記の終了基準を満たしたら、リリース承認のリクエスト フォームを使用してリクエストを提出してください。Google では、テスト結果を審査し、UX とアプリの審査が以前に完了していることを検証し、リリース中止に相当する既知のバグが実装にないことを確認します。アプリの準備が完了すると、Google Pay チームから書面によるリリースの承認がメールで送信されます。Google からの書面による承認なしに、Play ストアにアプリを公開しないでください。

プログラム マネージャー向けのリリース プロセス

複数のカード発行会社をサポートしているパートナー、または Google Pay カード発行会社にホワイトラベル アプリを提供しているパートナーは、次の簡略化されたリリース プロセスを使用できます。

  1. 法的契約が成立していることを確認する: カード発行会社が Google Pay を利用するには、NDA とカード発行会社利用規約に署名する必要があります。貴社の顧客がカード発行金融機関と連携していて、その金融機関がすでに Google Pay カード発行会社である場合、その顧客がドキュメントと SDK 補足にアクセスするには、NDA への署名のみが必要です。貴社の顧客がカード発行会社であり、Google Pay カード発行会社利用規約に署名していない場合、その顧客はこちらのフォームを使用して契約手続きを開始できます。
  2. 許可リストへのアプリのパッケージ名の追加: 通常のアプリ許可リストのプロセスに沿って、許可リストに新しいパッケージ名を追加します。貴社の顧客がカード発行会社利用規約に署名している場合は、その顧客に代わって貴社がこの登録処理を行うことができます。
  3. 最初の実装について UX とアプリの審査を実施する: 汎用的な実装を提供し、それを特定の顧客のブランドに合わせて調整している場合、Google は汎用バージョンに対してのみ UX 審査とアプリ審査を行います。そのアプリの派生バージョンは、Google の UX ガイドラインを遵守している限り、審査を受ける必要はありません。
  4. 新しいインフラストラクチャに対してのみフィールド テストを実施する: OPC を生成するインフラストラクチャが以前のリリースから一貫性を保っている場合、新しいアプリをリリースするたびに指標の審査をリクエストする必要はありません。
  5. その他のサポートの利用: サポートは、Google の連絡先にメールを送信するのではなく、通常のサポート フォームを使用して処理する必要があります。
  6. リリース後の問題に対応する: リリース後に統合の問題が検出された場合は、貴社の顧客とともに速やかに問題解決のための措置を取る必要があります。