このページでは、Google Maps Platform に関して、現在非推奨となっているすべてのサービスと機能を紹介します。これには、マップ、ルート、プレイスのサービスが含まれます。
非推奨について
サービスや機能の非推奨期間は、非推奨が発表された日から開始されます。非推奨期間中(通常は 12 か月)も、対象となるサービスや機能を引き続きご利用いただけます。非推奨期間が終了した時点で、それらのサービスや機能は提供終了となり、以降のご利用はできなくなります。
非推奨期間中のサービスと機能
このセクションでは、現在、非推奨となっているすべてのサービスと機能を一覧表示します。
Maps モジュール(google.load)
google.load
に「Maps」モジュールを提供するサービスは 2020 年 10 月 13 日をもって非推奨となり、2021 年 10 月 13 日に提供が終了します。これ以降、google.load
で「Maps」モジュールの読み込みをリクエストした場合はエラーとなり、マップは読み込まれません。詳しくは移行ガイドをご覧ください。
Places SDK for iOS のメソッド: setAutocompleteBoundsUsingNorthEastCorner:SouthWestCorner
、initWithBounds:filter
(v4.0.0 以降)
setAutocompleteBoundsUsingNorthEastCorner:SouthWestCorner
ヘルパー メソッドは、2020 年 8 月 10 日(v3.10.0)をもって非推奨となりました。v4.0.0 以降では、この機能をご利用いただけません。代わりに locationBias
または locationRestriction
を使用してください。
initWithBounds:filter
メソッドは、2020 年 8 月 10 日(v3.10.0)をもって非推奨となりました。v4.0.0 以降では、この機能をご利用いただけません。代わりに、GMSAutocompleteFetcher
で initWithFilter:
を使用してください。
非推奨となったこれらの機能を引き続き使用する場合は、v3.10.0 のままにしてください。
代替メソッドについては、付録 1 をご覧ください。
Places SDK for iOS GMSPlaceField
で新たに NS_OPTIONS
マクロを使用(v4.0.0 以降)
Swift サポートを向上させるため、Places SDK for iOS の GMSPlaceField
で、NS_ENUM
の代わりに NS_OPTIONS
を使用するようになりました。詳しくは、GMSPlaceField で新たに NS_OPTIONS を使用をご覧ください。
GMSPlaceField
で引き続き NS_ENUM
を使用するには、v3.10.0 のままにする必要があります。
Place Autocomplete の GMSCoordinateBounds
(2020 年 5 月 26 日~2021 年 5 月 26 日)
iOS Place Autocomplete サービスで GMSCoordinateBounds
を使用する一部のプロパティ / パラメータは、2020 年 5 月 26 日をもって非推奨となり、2021 年 5 月 26 日に提供が終了します。
GMSAutocompleteViewController
の境界
GMSAutocompleteViewController
の次のプロパティは非推奨です。
GMSAutocompleteViewController.autocompleteBounds
GMSAutocompleteViewController.autocompleteBoundsMode
同等の機能として、GMSAutocompleteFilter.locationBias
または GMSAutocompleteFilter.locationRestriction
と GMSAutocompleteViewController.autocompleteFilter
を使用してください。これらのプロパティを使用する Places SDK for iOS の最小バージョンは v3.8.0 です。
findAutocompletePredictionsFromQuery
と autocompleteQuery
の境界
bounds
パラメータとboundsMode
パラメータ:
同等の機能として、GMSAutocompleteFilter.locationBias
または GMSAutocompleteFilter.locationRestriction
と findAutocompletePredictionsFromQuery:filter:sessionToken:callback
を使用してください。これらのプロパティを使用する Places SDK for iOS の最小バージョンは v3.8.0 です。
代替メソッドについては、付録 1 をご覧ください。
Places フィールド: GMSPlace.openNowStatus
(2020 年 5 月 26 日~2021 年 5 月 26 日)
Places SDK for iOS の Places フィールド / プロパティ GMSPlace.openNowStatus
は 2020 年 5 月 26 日をもって非推奨となり、2021 年 5 月 26 日に提供が終了します。代わりに、GMSPlace.isOpen
関数または GMSPlace.isOpenAtDate
関数を使用してください。これらの関数を使用する Places SDK for iOS の最小バージョンは v3.3.0 です。
Places フィールド: permanently_closed
(2020 年 5 月 26 日~2021 年 5 月 26 日)
Places API および Places Library(Maps JavaScript API)の Places フィールド permanently_closed
は 2020 年 5 月 26 日をもって非推奨となり、2021 年 5 月 26 日に提供が終了します。代わりに、business_status
(Places API)または business_status
(Places Library、JavaScript API)を使用して、ビジネスの営業状況を取得してください。business_status
を使用する Places Library(Maps JavaScript API)の最小バージョンは
v3.40 です。
Places フィールド: open_now
、utc_offset
(2019 年 11 月 20 日~2021 年 2 月 20 日)
Places Library(Maps JavaScript API)の Places フィールド open_now
と utc_offset
は 2019 年 11 月 20 日をもって非推奨となり、2021 年 2 月 20 日に提供が終了します。
これらのフィールドは、Places Library の Maps JavaScript API でのみ非推奨となっています。
- Place Details で、
open_now
フィールドがPlaceResult.opening_hours.isOpen()
に置き換えられました。Nearby Search と Text Search では、openNow:true
リクエスト パラメータを使用して現在営業中のスポットを検索します。Find Place に相当する機能は提供されていません。この値を取得するには、Place Details リクエストを実行する必要があります。 - Place Details で、
utc_offset
フィールドがPlaceResult.utc_offset_minutes
に置き換えられました。
isOpen()
と utc_offset_minutes
を使用する Places Library(JavaScript API)の最小バージョンは v3.39 です。詳しくは、Places フィールドの移行をご覧ください。
Places フィールド: reference
、id
、alt_id
、scope
(2019 年 9 月 3 日~2020 年 6 月 3 日)
Places フィールド reference
、id
、alt_id
、scope
は 2019 年 9 月 3 日をもって非推奨となり、2020 年 6 月 3 日に提供が終了します。
- リクエスト パラメータ
id
とreference
は、place_id
リクエスト パラメータに置き換えられました。 alt_id
フィールドとscope
フィールドは 2018 年 7 月に廃止された Place Add サービスでのみ使用されていたため、これらと同様の機能はありません。
詳しくは、Place フィールドの移行をご覧ください。
Maps JavaScript API v2(2010 年 5 月 19 日~2021 年 5 月 26 日)
Maps JavaScript API のバージョン 2 は 2010 年 5 月 19 日をもって非推奨となり、2021 年 5 月 26 日に提供が終了します。2021 年 5 月 26 日までは Maps JavaScript API v2 を引き続き使用できますが、2020 年 10 月 26 日からは、お客様のサイトの v2 マップに「開発用」という透かしテキストが表示されます。不都合が生じたり、ユーザーの利便性が低下したりするのを避けるため、2020 年 10 月 26 日までに、サイトを Maps JavaScript API v3 へ移行することを強くおすすめします。詳しくは、Maps JavaScript API アプリケーションを v2 から v3 にアップグレードをご覧ください。
非推奨期間が終了したサービスと機能
このセクションでは、非推奨期間が終了したサービスと機能を一覧表示します。以下のサービスと機能はご利用いただけなくなりました。
Fusion Tables レイヤ(試験運用版)(2018 年 12 月 3 日~2019 年 12 月 3 日)
Maps JavaScript API の Fusion Tables レイヤは 2019 年 12 月 3 日に提供が終了し、バージョン 3.38 ではご利用いただけなくなりました(Fusion Tables をサポートしている最後のバージョンは 3.37)。詳細
Places SDK for Android、Places SDK for iOS(2019 年 1 月 29 日~2019 年 7 月 29 日)
2019 年 1 月 29 日より、既存のバージョンの Places SDK に代わり、アップグレード版の Places SDK for Android および Places SDK for iOS がリリースされています。Places SDK for iOS、Places SDK for Android、Place Picker の現行バージョンは 2019 年 1 月 29 日をもって非推奨となり、2019 年 7 月 29 日に提供が終了しました。
- 最新バージョンの Places SDK for iOS に更新してください。
- 最新バージョンの Places SDK for Android に更新してください。
- Place Picker は、2019 年 7 月 29 日をもってご利用いただけなくなりました。
Place Add および Place Delete(2017 年 6 月 30 日~2018 年 6 月 30 日)
2018 年 6 月 30 日をもって Place Add 機能と Place Delete 機能の提供が終了し、ご利用いただけなくなりました。
付録 1: Places SDK for iOS 非推奨 API の代替機能一覧
以下は、非推奨の各メソッドまたはプロパティの代わりに使用するメソッドの一覧です。
代替プロパティがある Places SDK for iOS の最小バージョンは v3.8.0 です。