クリックスルーの設定

このガイドでは、IMA SDK の実装でクリックスルーをより細かく制御する方法について説明します。「クリックスルー」とは、ユーザーが広告をクリックしてその広告のランディング ページにアクセスするプロセスを指します。このガイドの例では、ランディング ページが開く場所を設定する方法と、そのページにアクセスしているユーザーに関連するイベントをリッスンする方法について説明しています。

前提条件

IMA SDK が実装された iOS アプリ

クリックスルーを設定する

IMA SDK で広告のランディング ページを開く方法は、アプリ内ブラウザと Safari の 2 つです。デフォルトでは、Safari を使用してページが開きます。アプリ内ブラウザを使用するように SDK を更新するには、IMAAdsRenderingSettings を使用する必要があります。 
- (void)createAdsRenderingSettings {
  self.adsRenderingSettings = [[IMAAdsRenderingSettings alloc] init];
  self.adsRenderingSettings.linkOpenerDelegate = self;
  self.adsRenderingSettings.linkOpenerPresentingController = self;
}
IMAAdsRenderingSettings インスタンスを構成したら、そのインスタンスを IMAAdsManager 初期化メソッドに渡すことができます。 
[self.adsManager initializeWithAdsRenderingSettings:adsRenderingSettings];
IMA SDK の IMALinkOpenerDelegate を使用すると、ユーザーがクリックスルー ページを表示しようとしているときや、閉じたばかりかどうかを判断できます。このデリゲートを使用するには、ヘッダーのデリゲート リストに追加して、そのメソッドを実装します。ヘッダー: 
@interface ViewController : UIViewController<IMALinkOpenerDelegate>
実装: 
- (void)linkOpenerWillOpenExternalBrowser:(NSObject *)linkOpener {
  NSLog(@"External browser will open.");
}

- (void)linkOpenerWillOpenInAppBrowser:(NSObject *)linkOpener {
  NSLog(@"In-app browser will open");
}

- (void)linkOpenerDidOpenInAppBrowser:(NSObject *)linkOpener {
  NSLog(@"In-app browser did open");
}

- (void)linkOpenerWillCloseInAppBrowser:(NSObject *)linkOpener {
  NSLog(@"In-app browser will close");
}

- (void)linkOpenerDidCloseInAppBrowser:(NSObject *)linkOpener {
  NSLog(@"In-app browser did close");
}