再生コントロールをカスタマイズする

アプリのコンテンツをナビゲーションやブラウジング用にどのように編成するかを決めるだけでなく、コンテンツを再生するためのキューを使用するか、カスタム コントロールを使用するかを決定する必要があります。

再生ビュー、最小化されたコントロール バー、キューの実装とスタイル設定は自動車メーカーが行います。再生/一時停止、次へ、前へ、オーバーフローなど、基本的な再生コントロールも用意されています。これらのコントロールがアプリに十分であれば、完了です。

しかし、自動車メーカーが提供するもの以外の追加の再生操作へのキューやアクセスを提供する場合は、次のことを決定する必要があります。

  • キューのアイテムのサムネイルを表示するかどうか
  • キューにある現在再生中のアイテムについて、アイコンまたは経過時間を表示するかどうか
  • 以前に再生したアイテムをキューに含めるかどうか
  • コントロール バーに表示するカスタム操作と、自動車メーカーの「次へ」や「前へ」のコントロールを置き換えるかどうか
  • 各アクションの関連する状態(選択可能、無効など)を表すアイコン

再生インターフェースの例については、メディアの再生をご覧ください。


再生コントロールのガイドライン

要件レベル ガイドライン
必須 アプリ デベロッパーは以下の要件を満たす必要があります。
  • 追加するカスタム操作に対してモノクロ(白黒)のベクターアイコンを提供し、状態を示すために動的に変更します
すべきである アプリ デベロッパーは以下のことを行う必要があります。
  • アイコン内にテキスト(数字を含む)を使用する場合は、境界ボックスの最大スペースを活用して、テキストができるだけ大きく読みやすいようにします。
してもよい アプリ デベロッパーは次のことを行えます。
  • 最大 8 つのカスタム操作用にモノクロ(白黒)のベクター アイコンを使用できます

説明:

  • アプリの UI に一貫性を持たせる: アプリ デベロッパーは、メディアアプリのカスタム アクションのインターフェースを、他のデバイスでユーザーが慣れ親しんでいる類似アクションと揃える必要があります。
  • 見やすく: アイコンと組み合わせた場合にテキストが小さく表示される可能性があるため、アイコン内のテキストは利用可能なスペース内で最大限に表示できます。

キューのガイドライン

キューを実装する場合、現在再生中のコンテンツや配信予定のコンテンツをユーザーが表示できるようにするためのキューを実装する場合は、次の点を考慮する必要があります。

要件レベル ガイドライン
すべきである アプリ デベロッパーは以下のことを行う必要があります。
  • 現在再生中のキューアイテムのインジケーターを提供する
  • 以前に再生したアイテムをキューに含める
してもよい アプリ デベロッパーは次のことを行えます。
  • キューのアイテムのサムネイルを指定する
  • 現在再生中のアイテムは、アイコンまたは経過時間で示される

説明:

  • ひと目でわかる UI: 現在再生中のものをユーザーが一目でわかるようにする必要があります。