この記事では、Firebase 向け Google アナリティクス SDK を使用して、アプリから Google アナリティクスにイベントを送信する方法について説明します。ウェブサイトからイベントを送信する方法については、イベントを送信するをご覧ください。イベントについて詳しくは、イベントについてをご覧ください。
始める前に
Google アナリティクスのスタートガイドの説明に沿ってプロジェクトを設定し、アナリティクスにアクセスできることを確認してください。
イベントを送信する
FirebaseApp インスタンスを構成したら、logEvent() メソッドを使ってイベントの送信を開始できます。このメソッドを使うと、gtag.js で event コマンドを使用する場合と同じ結果になります。
次の例は、select_content という推奨イベントを送信する方法を示しています。
既定のパラメータの他にも、次のパラメータをどのイベントにも追加できます。
- カスタム パラメータ: カスタム パラメータは、アナリティクス レポートのディメンションと指標として使用できます。数値以外のイベント パラメータ データにはカスタム ディメンションを使用し、数値で表すのに適したパラメータ データにはカスタム指標を使用します。SDK を使ってカスタム パラメータをロギングしたら、そのディメンションまたは指標を登録して、アナリティクス レポートにそのカスタム パラメータが表示されるようにします。これを行うには、[アナリティクス] > [イベント] > [カスタム定義を管理] > [カスタム ディメンションを作成] を選択します。
推奨されるイベントの種類では収集できないデータをアプリで収集したい場合は、次の例で示すように独自のカスタム イベントをロギングすることができます。
ダッシュボードでイベントを表示する
Firebase コンソールのダッシュボードでは、イベントに関する集約された統計情報を表示できます。これらのダッシュボードは、一日を通して定期的に更新されます。即座にテストを行いたい場合は、前のセクションで説明した logcat の出力を使用してください。
このデータにアクセスするには、Firebase コンソールの [イベント] ダッシュボードに移動します。このダッシュボードには、アプリによってロギングされたイベントの種類ごとに自動的に作成されたイベント レポートが表示されます。