セッション - Android SDK

このドキュメントでは、Android 向け Google アナリティクス SDK v3 に関連するセッションの概要を説明します。

概要

セッションとは、アプリでのユーザーインタラクションの一期間を表します。セッションは測定されたアクティビティのコンテナとして機能し、スクリーンビュー、イベント、e コマーストランザクションなどが含まれます。

セッションの管理

Google アナリティクスでは、受信したヒットがデフォルトで 30 分おきに同じセッションにまとめられます。この時間はプロパティレベルで設定できます。このセッションタイムアウトの時間を構成する方法の詳細

手動によるセッション管理

セッションを手動で開始または終了するには、トラッカーの send メソッドに渡すマップに、セッション管理パラメータを設定します。

// May return null if a tracker has not yet been initialized.
Tracker tracker = GoogleAnalytics.getInstance(this).getDefaultTracker();

// Start a new session with an AppView hit.
MapBuilder builder = MapBuilder.createAppView();
builder.set(Fields.SESSION_CONTROL, "start");
tracker.set(Fields.SCREEN_NAME, "My Screen");
tracker.send(builder.build());

// There should be no need to end a session explicitly.  However, if you do
// need to indicate end of session with a hit, simply add the following line
// of code to add the parameter to the builder:
builder.set(Fields.SESSION_CONTROL, "end");

自動セッション管理（EasyTracker）

EasyTracker は、ユーザーがアプリをバックグラウンドで一定時間操作すると、新しいセッションを自動的に開始できます。このセッションタイムアウト時間は、analytics.xml ファイルの ga_sessionTimeout パラメータで定義されます。

<!-- analytics.xml -->

<!-- Set a session timeout period of 30 seconds -->
<integer name="ga_sessionTimeout">30</integer>