カスタム速度 - Android SDK v2(従来版)

このドキュメントでは、Android 向け Google アナリティクス SDK v2 を使った、カスタム速度の測定の概要を説明します。

概要

カスタム速度の測定は、Google アナリティクスで時間の長さを測定するために備わっている機能で、リソースの読み込み時間などを測定する際に役立ちます。

Google アナリティクスの時間設定は、次のフィールドで構成されます。

  • String カテゴリ - 測定対象のイベントのカテゴリ。
  • long 間隔 - タイミング測定(ミリ秒単位)
  • String(省略可)名前 - 時間的イベントの名前
  • String(省略可)ラベル - 時間が設定されたイベントのラベル

カスタム速度データは、主にカスタム速度レポートに表示されます。

実装

カスタム速度を Google アナリティクスに送信するには、sendTiming() を呼び出して、タイミングの間隔とカテゴリを指定します。次の例では、一部のリソース(この例ではゲームのハイスコアのリスト)の読み込みが完了した後に onLoad() が呼び出されることを前提としています。

public void onLoad(long loadTime) {
  // Where myTracker is an instance of Tracker.
  myTracker.sendTiming(loadTime, "resources", "high_scores", null);
  ... // The rest of your onLoad code.
}