メディエーション テストスイート

AdMob メディエーション テストスイートを使用すると、AdMob メディエーション経由で第三者ネットワークから配信される広告を表示できるように、アプリと広告ユニットが正しく設定されているか確認できます。

このガイドでは、Unity アプリで AdMob メディエーション テストスイートを使用する方法を概説します。まず最初のステップとして、このツールをアプリに組み込みます。

前提条件

  • Unity プロジェクトに GoogleMobileAds Unity パッケージを追加します。

  • iOS 9.0 以降をターゲットに設定します。

  • Android SDK 4.1(API レベル 16)以降を対象とします。

  • AdMob アカウントを作成し、アプリを登録します。

インストール

メディエーション テストスイートをダウンロード

メディエーション テストスイートをダウンロードしたら、Unity プロジェクトを開いて、Unity パッケージをダブルクリックしてファイルをプロジェクトにインポートします。

これが完了すると、GoogleMobileAdsMediationTestSuite が Unity プロジェクトに組み込まれます。

メディエーション テストスイートを起動する

テストスイートをスクリプトに含めるには、まず次のインポートを追加する必要があります。

using GoogleMobileAdsMediationTestSuite.Api;

次に、MediationTestSuite.Show() を呼び出してテストスイートを起動します。

private void ShowMediationTestSuite()
{
    MediationTestSuite.Show();
}

これによりテストスイートを適切に表示するには、AdMob アプリ ID を正しく設定しておく必要があります。

Unity プラグインには、Unity 環境から簡単にテストスイートを統合して起動できる便利なラッパーが用意されています。テストスイートを起動すると‌ iOSAndroid 向けのテストスイートと同様の画面が表示されます。テストスイートの操作方法については、次のそれぞれのガイドをご覧ください。

テストスイートの終了を把握する

テストスイートが終了したときに通知を受け取りたい場合は、MediationTestSuite.OnMediationTestSuiteDismissed イベント ハンドラにデリゲートを登録します。

public void Start()
{
    MediationTestSuite.OnMediationTestSuiteDismissed += this.HandleMediationTestSuiteDismissed;
}

public void HandleMediationTestSuiteDismissed(object sender, EventArgs args)
{
    MonoBehaviour.print("HandleMediationTestSuiteDismissed event received");
}

このイベントは、ゲームを再開するタイミングを把握したい場合などに使用すると便利です。

プロダクション ビルドや非開発ビルドでテストを有効にする

メディエーション テストスイートが起動するのは、デフォルトでは開発 / デバッグビルドのみです。これは、エンドユーザーが誤ってテストスイートを起動するのを防ぐためです。

本番環境になった時点でメディエーション テストスイートをデバイスで実行する必要がある場合は、そのビルドを配信する前に、AdMob テストデバイス ID(コンソールログから取得)を使って、利用するデバイスを許可リストに追加しておく必要があります。

利用するデバイスのテストデバイス ID を AdRequest.Builder を使って許可リストに追加したうえで、設定済みの広告リクエストがメディエーション テストスイートで使われるように設定します。

MediationTestSuite.AdRequest = new AdRequest.Builder()
  .AddTestDevice("2077ef9a63d2b398840261c8221a0c9b")
  .Build();

本番環境のアプリにメディエーション テストスイートを組み込む場合は、それを起動する隠された方法(秘密のジェスチャーか隠されたデバッグ メニュー)が必要になります。そうした方法を用意すると、許可リストに登録された任意のデバイスでテストスイートを起動できるようになります。

ネットワークの追加パラメータを使用した広告リクエストの設定(任意)

一部のメディエーション対象ネットワーク(Vungle など)では、ネットワークへのリクエストに追加情報を加えるカスタム ネットワーク エクストラ オブジェクトが必須の場合や使用可能な場合があります。メディエーション リクエストにネットワーク エクストラを含める必要がある場合は、次のように MediationTestSuite.AdRequest 静的プロパティを使用してテストスイート用の広告リクエストを設定できます。

AdRequest adRequestBuilder = new AdRequest.Builder();
...
// Set your network extras for your chosen networks here.
// i.e for each network extras object, call
// 'adRequestBuilder.AddMediationExtras(<network extras>)'
...
MediationTestSuite.AdRequest = adRequestBuilder.Build();

この設定は MediationTestSuite.Show() を呼び出す前に行ってください。

これにより、必要な追加情報を含む広告リクエストのインスタンス化と設定を行って、それをテストスイートでメディエーション対象ネットワークにリクエストできるようになります。

よくある質問

免責条項は毎回表示されますか?
はい。メディエーション広告ソースではテストモードをオンにする必要があるため、通知の意図で毎回表示されます。
広告ユニットの詳細ページで AdMob が何回も表示されるのはなぜですか?
複数のメディエーション グループが同じ広告ユニットをターゲットにしている場合は、すべてのグループが結合されます。たとえば複数の AdMob エントリ、場合によっては複数の他の広告ソースが表示されることがあります。同じメディエーショングループ内であっても、メディエーション パートナーは最大 3 回まで定義できます。
どのネットワークまたは広告ソースがメディエーション テストスイートでサポートされていますか?
テストスイートは、オープンソースとバージョン対応のすべてのアダプタに加え、カスタム イベント アダプタでも機能します。Google のオープンソースの取り組みに参加している広告ネットワークについては、メディエーションで一覧をご確認いただけます。